僕は国連でのインターンについて語りたい(業務内容編)
国連でインターンしてみた!(業務内容編)
前回の記事ではインターンとして採用されるまでのプロセスと採用を有利に進めるうえでのアドバイスについて書いた。
今回の記事では、担当した業務内容を詳しく説明することによって、イメージが沸きにくい人でも、国連広報センターのインターンがどのようなものか掴んでもらえればと思う。特にこれから国連のインターンを考えている人はぜひ参考にしてほしい!
今回の記事のポイント
■業務内容(SNS更新、イベント企画補助、リサーチ含む雑用など)
■業務内容を振り返って思う事やこれからインターンを検討している方へのアドバイス
■業務内容
業務内容は本当に多岐にわたるが、大きくカテゴライズすると ①SNS更新 ②イベント企画補助 ③リサーチ含む雑用 といえるだろう。それぞれ細かくみていく。
①SNS更新
他の国連機関もそうだと思われるが、SNS更新(Twitter, Facebook,Instagram、はてなブログ)はインターンが担うことが多い。とはいえ、インターンは何かあった際に責任を負える立場にないので、何をポストするにしても全て職員の承認を得る必要がある。(そういう意味では今、誰に承認を得る必要もないので、とても楽に書いている(笑))
TwitterやFacebookは他の国際機関のポストを英語に翻訳するだけだが、はてなブログは特に綿密な職員のチェックが入り、かなり手間がかかる作業であった。広報センターのインターンを始めるまでは、日本語の表現だけではなく、写真の位置や許可、シンプルかつ分かりやすく書くということがあんなに大変だと思わなかった。幸いにもチェックをお願いする職員の方がベテランの広報官だったため、ビシバシ指導してもらい、文章力はかなり上がったように感じる。
②イベント企画補助
広報センターは広報センターという性質上、国連機関とその他民間・公的機関をつなぐ役割も果たしているので、内向き・外向きのイベントを開催することがある。
それにあたってインターンは以下のような業務を担った
・SNSなどでイベントの周知
・参加する組織・団体・企業のリスト作り
・懇親会がある場合は食事を提供する企業の選定
・当日の案内や受付
・模様をSNSで伝える
などだろうか。複数インターンがいるので、同僚と相談しながら自身が担う業務を決め、取り組む。国連システム内外の偉い人と話す機会もあるので、「国連でインターンしてる感」がある業務といえる(笑)
③リサーチ含む雑務
これは本当に様々にわたるが、以下のようなもの。
・新聞のクリッピング
・客人の出迎え、お茶出し
・電話対応
・郵送物の発送
・頼まれた資料の印刷 etc.....
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基本的に典型的な雑務であるが、新聞のクリッピングなどは毎日新聞をタダで読めるし、普段アフリカニュースをメインにチェックする自分としては助かった。
■業務内容を振り返って思う事やこれからインターンを検討している方へのアドバイス
以上が従事するであろう大まかな作業である。どう感じただろうか?学生としてはいい経験になると思うが、バリバリ働いてきた社会人からするともの足りなく感じるかもしれないと、個人的には思う。また時期によって忙しさが激変するのである意味運要素が絡むだろう(事務総長来日時には非常に忙しかったらしい。)